ディスポーザが詰まった時の対処方法

生ごみをすぐに処理できるディスポーザは、とても便利なものですが、水を流す量が少なかったり、生ごみをディスポーザに詰め込みすぎたりすると、「水の引きが遅くなってしまった」あるいは「水が溜まって流れていかない」といった状況が起こることがあります。

まずは、考えられる原因についてみてみましょう。

詰まりの原因

排水詰まりの原因は、生ごみが流れる経路に生ごみや油汚れが詰まることで発生することが多いです。
生ごみが流れる経路は、「機械処理タイプ」と「生物処理タイプ」で異なります。

機械処理タイプと生物処理タイプのちがいについては、「よくあるディスポーザの種類を解説」をご覧ください。

 

生ごみの処理方法 生ごみが流れる経路  
機械処理タイプ シンク排水口~生ごみ回収装置 cabinet@2x
生物処理タイプ シンク排水口~ディスポーザ専用処理槽 排水処理システム_生物処理タイプ_処理槽|処理槽不要のディスポーザ|キッチンカラット

 

生物処理タイプでは、シンクの排水口から専用配管を通り、ディスポーザ専用処理槽まで生ごみが流れます。機械処理タイプは、生物処理タイプと比較すると生ごみが流れる経路は短いです。

今回は、機械処理タイプである「キッチンカラット」が詰まったときの対処方法を説明します。

 

キッチンカラットが詰まったときの対処方法

生ごみの詰めすぎや流す水の量が少ないと、生ごみが上手く流れていかず、ディスポーザと生ごみ回収装置(処理機)をつなぐホースに生ごみが残ることがあります。

そんな時は、パイプクリーナー(ラバーカップ)を使うとご自身で対処することが可能な場合があります。付属品がない場合、吸盤部分が直径15センチのものであれば、代用することが可能です。

 

パイプクリーナー

 

次に、作業方法について説明します。

作業方法

  1. パイプクリーナーを排水口にぴたっとあてる
  2. シンクに5センチほど水をためる
  3. パイプクリーナーを数回押し引きする
  4. 水を流したり、試運転を行い、詰まりが解消したか確認する

→「キッチンカラット 水が流れなくなった」の記事もご参考にご覧ください。
取扱説明書を見ながら対処しても解決しないときは、お問い合わせください。

まとめ

以上、ディスポーザの詰まりの原因と、キッチンカラットの詰まりの対処方法を述べてきました。

「詰まり」というと、濃アルカリ性の配管洗浄液や強い酸をイメージされる方もいるかもしれません。ですが、ディスポーザを構成する金属素材によっては、腐食や錆の原因になりますので使わないほうがいい場合があります。取扱説明書を確認しましょう。

 

 

 

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