ディスポーザーが設置できるシンクは?

シンクとディスポーザーには相性があります。

どういうことかといいますと、シンクの素材や排水口の形や大きさなどが、ディスポーザーを取り付けることができるかできないかに関係してくるということです。

*ここでの、ディスポーザーとは、「キッチンカラット」のディスポーザー部分という前提でお話させていただきます。

 

キッチンのワークトップ(天板)とシンクは、同じ素材のものと違う素材のものがあります。
よくあるのが、「天板もシンクもステンレス」、「天板もシンクも人造大理石」、「天板が人造大理石でシンクがステンレス」という組み合わせでしょうか。
また、キッチンのワークトップ(天板)の下にシンクを接合する方式(=アンダーシンク)があり、最近では、各キッチンメーカーでワークトップ(天板)とシンクの接合部分につなぎ目がない「シームレス接合」も出てきました。

他には、キッチンシンクの素材としてホーローのものや、クオーツ(水晶)、昔はタイル貼りなんていうのもありました。

シンクの素材

まず、現在シンクとして多く使われている、ステンレス、人工大理石、ホーローについて見ていきましょう。 

ステンレス

「シンク」と言ったらステンレスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ステンレスは変色しづらく、さびにくいのが特徴です。そのため、キッチンシンクに用いるには最適な素材のひとつと言えます。

 

*ステレスシンクのメリット

  • サビや腐食に強い
  • 耐熱性・強度が高い
  • 匂いや汚れがつきにくく衛生的
  • 価格が手頃 

*ステレスシンクのデメリット

  • 小さな傷がつきやすい
  • もらいサビがつくことがある
  • 水はね音が大きい

 

人造大理石

人造大理石シンクはステンレスシンクとともに、住宅用流し台として広く使用されています。大理石に似た雰囲気があり、現在ではシンクとワークトップで調和性を持たせたデザイン性の高いキッチンが多く作られています。

 

*人造大理石シンクのメリット

  • 見た目の高級感がある
  • 色やデザインのバリエーションが豊富

*人造大理石シンクのデメリット

  • 紫外線の影響で黄ばんでくることがある
  • もらいサビがつくことがある
  • 固く重いものを落とすと割れる場合がある

ホーロー

ホーローは、金属の下地にガラス質の釉薬(うわぐすり)を高温で焼きつけた素材です。
漢字では「琺瑯」と書きますが、難読漢字のため、一般的には「ホーロー」とカタカナで表記されます。ホーローは熱に強く耐久性に優れています。ただし、長年の使用でガラス質の釉薬がはがれてくると、さびが発生する場合があります。

 

ホーローシンクのメリット

  • 艶やかで高級感のある見た目
  • 耐熱性に優れている

*ホーローシンクのデメリット

  • 重く硬いものを落とすと割れることがある
  • 傷ついたところからサビることがある
  • メーカーが少ない

キッチンカラットの設置条件

シンクの素材についてみてきました。
ちくま精機では、戸建てで使えるディスポーザー生ごみ処理機「キッチンカラット」を販売しています。
ここからは、キッチンカラットの設置条件について詳しく確認してみましょう。

『キッチンカラット』のページを見る

シンクの材質

キッチンカラットが付けることができるシンクは、ステンレスシンクのみです。
ディスポーザーはシンクを挟み込むように設置しますので、厚みがあると締め付け不足による水漏れの恐れがあります。

設置可 設置不可
ステンレス 人造大理石、ホーローなど
stainless-steel-sink@2x terrazzo-enamel-double-sink-pockets@2x

 

排水口の形 

キッチンカラットが付けることのできる排水口の形状は、真円であることが条件です。
昨今では、排水口が矩形や楕円形のものや、シンク自体の勾配以外に排水口まわりに段がついているものや、シンクと排水口が一体になっているものなど、いろいろとありますが、キッチンカラットはつけることはできません。

設置可 設置不可
真円 楕円や四角など
circular@2x non-circular@2x

 

排水口径

排水口径は180mmであることが必要です。(径115mmはオプション対応可です)

設置可 設置不可
排水口径が180mmである 洗面台のように排水口が小さいシンク

diameter@2x

※排水口の一番外側の落ち込み部分の直径を計測してください。

small-drain@2x

 

シンク以外の設置条件

キッチンカラットは、ディスポーザーと処理機本体を接続するため、シンク下収納は観音開きでご用意いただく必要があります。
また、シンク下キャビネットも十分な高さ・横幅・奥行寸法を確保する必要がありますので、キッチンをお選びになる際は、ちくま精機までお問い合わせくださいませ。

 

step-1@2x『キッチンカラット設置条件』のページを見る

まとめ

以上、シンクとディスポーザーについてまとめますと、キッチンカラットのディスポーザーを付けることができるシンクは、以下の条件を満たすものです。

  • 材質がステンレスであること
  • 排水口が真円であること
  • 排水口径が180mmであること

その他にも、シンク下キャビネットが観音開きであること、必要寸法が確保できていることが条件となります。キッチンカラットをお考えの方は覚えておいてくださいね。

もっと詳しいことを知りたい方は、下記までご連絡ください。

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