キッチンカラット歳時記 ~神無月~

秋です。

秋は実りの季節でたくさんの食材が揃います。

中でも、かぼちゃと芋類は日本の食卓になじみのある季節の食材です。風味や栄養価から日本人にとても好まれています。

かぼちゃ

かぼちゃは一般的には、秋に収穫され、甘みがあって、滑らかな食感を持っていて、汁物、煮物、サラダ、デザートなどいろいろな料理に使われます。

栄養素としてビタミンA、ビタミンC、カリウム、食物繊維など含んでいて健康に良い食材です。種類も多く、ハロウィンにはジャック・オー・ランタンとして使われたり、日本では冬至に食する風習もあります。

今は、外見もいろいろな種類があるかぼちゃですが、私は外側が濃い緑色で中がオレンジ色の昔からあるかぼちゃをよく使います。この色のコントラストが際立って煮物などの見た目もシマルし、緑の皮の部分とオレンジ色の中身の食感の違いも面白いと思っています。

ところでかぼちゃって、みなさんはどのように切っていますか?

まるごと1個のかぼちゃを切る時、かぼちゃは固いので、いつもわたしは包丁が途中で止まってしまい、かぼちゃに刺さったまま押すことも引くこともできなくなることが多いです。無理すると危ないですし。

時間を置きながら(力を溜めて)、何回か少しずつ包丁を動かしていくのですが、いつもかぼちゃを切るのに時間がかかっています。

何かいい方法ってあるのですかね?

 

芋は、年間を通じて収穫されます。種類には様々なバリエーションがあって、代表的な芋の種類は、サツマイモ、サトイモ、ジャガイモなどがあります。料理としては、焼き芋、煮物、揚げ物、芋ようかん、芋けんぴ、大学芋など、やはりいろいろな料理に利用されます。

その風味や食感は、日本の伝統的な味を彩ります。サツマイモはビタミンA、ビタミンC、食物繊維が豊富で、冬になると、ほかほかと温かくほんのり甘い焼き芋が寒さを和らげてくれます。

ちなみに、私は秋から冬の休日の朝、無水鍋で時間をかけて作る焼き芋が大好きです。

 

優秀です

かぼちゃも芋の保存性が高く、長期間食べることができますので、食品ロス削減にも貢献しています。

手に入れやすさもあります。また、一般的な品種でしたら、さほど高価ではないです。

このように、おいしさ、栄養価、保存性、身近さなど、このかぼちゃと芋類は、考えるととても優秀な野菜なんですね。

美味しい季節がやってきました。

どんどんお料理に活用したいものです。

 

今月のキッチンカラットTOPICS

キッチンカラットで生のかぼちゃや芋を処理するときは、3センチ角くらいにしてディスポーザに入れることをお奨めします。

また、ハンマーが回る空間の余裕が必要です。イモ類やかぼちゃ、ブロッコリーやカリフラワーなど、密度の高いものを処理するときは、ぎゅうぎゅうに詰め込まず、ハンマーが回る余裕を残して、ふわっと入れるイメージで処理してください。

 

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