キッチンカラット歳時記 ~如月~

ここでは、皆さまがディスポーザ生ごみ処理機「キッチンカラット」を、より快適に使っていただくための小さなアドバイス、ちょっとしたお話を季節に沿ってご紹介します。是非、ご参考にしてください。

はっさく

2月です。

2月は少ない日数のなかに、節分、立春、バレンタインと結構行事がありますね。

そして、まだまだ外は寒いけれど、太陽の高度が少しずつ上がり始めて、今まで日陰だったところに陽が差すようになり、2月は「光の春」とも表現されます。光の春…素敵な響きです。

2月の旬と言いますと、かんきつ類の「はっさく」です。黄橙色のちいさな太陽みたいな果物。皮は厚く、中の袋の部分(じょうのう)もむいて果実だけを食べます。果肉はかんきつには珍しく歯ごたえのある触感で、適度な甘さと酸味があります。果汁はやや少なめで、ほんのりと苦みもあります。

はっさくや夏みかんは、収穫してから少しおいて酸っぱさを抜く「減酸」という工程があるそうです。ですので、食べごろは2月ですが、はっさくの収穫は12月頃から始まっているそうです。おいしくするためにちょっとひと手間かけているのですね。

またはっさくは、ビタミンC、アスパラギン酸、クエン酸などを含み、冬の体調管理に一役買ってくれます。甘酸っぱくて、ちょっとほろ苦いはっさく。歯ごたえを楽しんでパリパリといただきましょう。

今月のキッチンカラットTOPICS

かんきつ類の皮

キッチンカラットでは、弾力のある厚めのかんきつ類の皮(はっさく、オレンジ、夏みかん、グレープフルーツ、でこぽんなど)が、ときどきディスポーザ部分に噛みこんでロックすることがあります。

そんな時は、2~3センチに切って入れるようにしますと防ぐことができます。

mikan

 

かんきつ類の皮の利用

甘味や酸味があるかんきつ類は、漢方では気のめぐりを助けると考えられているそうです。わが国では、香辛料(七味に加える陳皮)や漢方薬として利用されています。他には乾燥させて家畜の飼料や肥料として利用されているそうです。

ご家庭で利用するなら、身体を温める働きがありますので、乾燥させてネットに入れて入浴剤代わりにしますと、「ぽかぽか」が湯上りにも続きます。

寒いこの季節、ぜひ、お試しください。