生ごみは肥料として使える?効果はあるの?
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生活する中でいろいろな「ごみ」が出ますが、毎日の食事で使用する食材の野菜くずや食べ残しなどの「生ごみ」は身近なごみのひとつです。自治体によって分別方法は異なりますが、可燃ごみとして捨てている方も多いのではないでしょうか。
生ごみは多くの水分を含むため、焼却時の効率が悪くなると言われています。自治体のホームページやチラシで、生ごみは水を切るように目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
そんな生ごみをリサイクルする方法について、一緒にみていきましょう。
家庭での生ごみリサイクル方法
生ごみはそのまま可燃ごみとして捨てている方も多いと思いますが、たい肥化して再利用するという考え方があります。生ごみをたい肥化する方法としては以下のようなものがあります。
コンポストを使用する
専用のコンポスト容器を使用して生ごみをたい肥化します。野菜くずや果物の皮、お茶の葉っぱ、コーヒーのかすなどをコンポストに入れて時間をかけてたい肥にします。コンポストはよく見る緑色のもの、お手軽に段ボールを使う方法など、様々な方法があります。
自家菜園に埋め込む
生ごみを自家菜園の土に直接埋め込んで、たい肥化します。生ごみの栄養が土壌に戻って、植物の成長を促します。
生ごみと土を混ぜる
生ごみと土を混ぜて植物の根元にすき込みます。植物が必要な栄養分を供給して土壌の健康を守ります。
リサイクルするには少し労力が必要かもしれませんが、自分で出した生ごみを再利用して、さらにそこから野菜が育ったら、ちょっとうれしい気持ちになりそうです。ただし、生ごみは水分が多く重量もありますし、夏場はすぐに腐敗して異臭を放ってしまいますので、取り扱いに注意が必要です。
乾燥した生ごみを再利用してみました!
生ごみを乾燥減量させることができる「キッチンカラット」を使って、キッチンカラットを利用してできた「乾燥ごみ」を再利用してみました。生ごみを乾燥させているため、生ごみよりも取り扱いが容易です。
今回は「乾燥ごみ」を使い、プランターでミニトマト苗と花(ポーチュラカ、トレニア、ぺチュニア)の差し芽を育てて成長の様子や収穫量を比較してみました。
ミニトマト苗
■5月4日 植え付け
プランター4つに、同じ量の赤玉土を入れてミニトマトの苗を植えつけました。
プランターは以下の4つを用意しました。
①肥料なし
②化学肥料 30g
③乾燥ごみ 30g
④乾燥ごみ(プランターの隅に2か所埋める)30g
■成長の様子
6月12日 植え付けから1か月が経ちました。苗がぐんぐん伸びてきました。
6月26日 少しずつミニトマトの実がなってきました。
■7月9日 収穫
植え付けから約2ヶ月が経ち、ミニトマトがたくさん実りました。収穫量は以下の表をご覧ください。
①肥料なし | 71g |
②化学肥料 30g | 136g |
③乾燥ごみ 30g | 111g |
④乾燥ごみ(根から離して埋める)30g | 136g |
花の差し芽
■7月10日 植え付け
■7月28日
■8月6日
■8月21日
まとめ
この植物観察の結果から、乾燥ごみを再利用すれば肥料の素材として活用できるがわかりました。 調理中に出た生ごみを再利用し、自家製の肥料で植物を育てるエコでエシカルな生活はいかがでしょうか。
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