基板信号の不具合の解析と評価

信号品質問題の未然防止

高速信号解析の必要性

実装基板の高密度化と信号波形の高速化により、基板実装後に信号不具合が見つかるとその要因解析に多くの時間と労力が必要になります。
ちくま精機では、伝送線路シミュレーションを活用して信号不具合の早期発見を行い、設計中のボードデータに反映させて信号品質問題の未然防止に努めています。

ちくま精機が保有する解析ソフトと解析信号実績

  • シーメンスEDA HyperLynx
  • DDR2/DDR3
  • LVDS

高速信号の波形評価について

信号波形の高速化により、測定に使用するオシロスコープにも高速化が求められています。ちくま精機では12GHz帯対応のオシロスコープと差動プローブを活用して高速信号を高精度で取得し、発見した信号品質問題の改善を行います。

ちくま精機が保有する測定器と測定信号実績

  • テクトロニクス MSO70000series (12GHz)
  • LVDS
  • MIPI D-PHY
  • MIPI C-PHY
  • eDP
  • DisplayPort

JTAGバウンダリースキャンについて

JTAGバウンダリースキャンは、CPU、FPGAなどのデジタル回路の開発、製造、テストの際に有用です。 デバイスがJTAG標準をサポートしていればテストすることができます。
詳しくはこちらをご覧ください。

基板におけるJTAGバウンダリースキャン

ちくま精機の組み込みソフト・ハード開発

ちくま精機の強み

  • 産業機器開発の実績を活かし、多彩な機器との連動を実現します(232C、USB、LAN)
  • 豊富な経験と知識から、お客様のビジョンを具現化するためのご提案が可能です
  • コミュニケーションを大切にし、チーム一丸となって課題を達成します

こんなお悩みにお応えします

  • 設計リソースが不足している
  • IoT化による高度な設計・開発が必要
  • お客様の製品で不具合が出て困っている
  • 時代のニーズに合わせた最新開発技術を導入したい

高付加価値製品の開発・設計リソース不足に応えます

お客様の要求仕様やラフな構想を元に開発と製造までを請け負います。大小の案件規模に関わらず、低コストで作ってほしいなどの個別のご相談もお受けいたします。
特に、FPD検査装置は液晶ディスプレイ製造業者、自動車産業、電子機器製造業者、半導体産業と幅広いお客様にご使用いただいております。FPD検査以外の周辺の検査にもご対応いたします。

ソフト・ハードともにお気軽にご相談ください

ちくま精機では仕様検討、ソフト・ハードの設計・開発、部品調達、試作・量産、その後のサポートに至るまで一貫対応が可能です。製造業の皆様のコストや品質、生産性の改善に貢献します。電子機器製造における専門技術を結集し、自ら製造工場である経験を活かして、お客様の納期・数量・予算のご要望に柔軟な提案をいたします。

設計者がヒアリングを行うことで、お客様の現場・仕様に最適なカスタマイズも可能です。製造現場のお悩みをお気軽にご相談ください。 

 

この記事を書いた人

村澤(組込機器の開発)

私の専門領域は「FPGA」「回路設計」ですが、常に新しい技術に興味を持ち技術習得に努めています。また、チームでのコミュニケーションを大切にし、プロジェクトの成功に向けて取り組んでいます。趣味は厳冬期の過酷な山登りです。

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